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家庭用品豆知識

抗菌用品の基礎知識【品質表示などの豆知識】

8年夏からのO-157による被害の多発から各種業界も抗菌機能を持った商品は一般的になりました。
ここでは、基礎的な殺菌方法の種類及び抗菌商品の仕組みについて紹介します。

微生物に対しての殺菌方法は以下のような手段があります。

加熱殺菌
・スチーム
・熱湯・煮沸
・火炎・乾熱
・ドライスチーム
・マイクロ波
・赤外線・遠赤外線

熱により菌を殺す

冷殺菌
薬剤(殺菌剤)
・ガス
・オゾン
・紫外線
・ガンマ線・X線
・電子線
熱以外の手段で菌を殺す
環境制御
・温度
・ph
・栄養源
・酸素・ORP
・水分・水分活性
・洗浄・超音波
菌の活動を鈍らせる環境を作り増殖を 押さえる (制菌)
除菌
・吸着
・膜濾過
・遠心分離
・電気泳動
・洗浄・超音波
外的な作業によって 菌を取り除く

※家庭用品等で使用される抗菌処理は、「冷殺菌の薬剤」による効果になります。



無機系

有機系

抗菌性 持続性
広範囲の菌種に有効
耐性を生じにくい
即効性
菌種により効果が異なる
菌種により効果が異なる
耐熱性 安定
(練り混み加工が可能)
揮発・分解を起こす
(主に表面処理加工)
安全性 比較的高い 比較的低い
分散性 懸濁 溶解
耐候性 変色の可能性あり 変色の可能性低い

有機系は、殺菌性が高いものの毒性が高いものもあり、人体への影響も懸念されます。
現在の日用品の抗菌商品に使われているのは、無機系が殆どですので、一時期言われたアレルギー疾患を引き起こす可能性は非常に低くなっていると思われます。

無機系抗菌剤とは?

毒素による殺菌効果ではなく、抗菌剤に含まれる金属イオン(銀、銅など)と細菌酵素中のSH基との結合により細菌の蛋白質を変性させ活動を押さえ込む効果があると考えられています。(このほか、イオン還元途中に生成される過酸化水素が抗菌効果を発揮させる説もあります。)

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