2018年10月18日
プレスリリース

第6回燕三条工場の祭典にてキッチンウェアブランド「enzo」を初披露

enzoロゴ

【発表会レポート】
第6回燕三条工場の祭典にてキッチンウェアブランド「enzo」を初披露

「食卓からココロ豊かに」をミッションに掲げ、調理用品の企画・開発・販売を行う和平フレイズ株式会社(営業本部:東京都荒川区代表取締役社長:林田雅彦)は、10/4~7に新潟県の燕三条地域で開催された「第6回燕三条工場の祭典」にて、キッチンウェアブランド「enzo(えんぞう)」を初披露致しました。 10/6、7の2日間で展示を実施し、7日はブランド発表会を行い、既存の「燕三(えんぞう)」シリーズのリブランディングに伴い、開発に至る想いやストーリー、今後の展望を宣言する場としました。

enzoは、「燕三条から生まれる、縁を造る最適なキッチンウェア」をコンセプトとし、地元新潟県燕三条で作る、使い勝手の細やかなニーズにお応えする、多様性豊かな総合キッチンウェアブランドを目指します。展示では、工場の様子を360度体感できるVRゴーグルや、職人目線で加工作業を体験できる液晶モニターを用意し、お子様にも楽しんでいただける内容となりました。出展前日まで調整した工程サンプル、ものづくりに協力いただくメーカー紹介のタペストリー(壁掛け)、ブランドムービーなども展示いたしました。

来場者向けアンケートでは、「大人の社会科見学として勉強になった」「地場の産業に関わる仕事がしたくなった」という声や、「enzoに女性目線を感じない」と屈託のないご意見も寄せられました。

7日の発表会では、当社社長の林田、enzoブランドディレクターでデザイナーの堅田様、ステンレス鍋製作に協力いただく株式会社丸山技研専務の丸山様を交え、トークセッションを行いました。その中で“多様性”が一つのキーワードになりました。

丸山様からは「燕三条の製造業に関わる方は、一社で一つの商品をすべて作る事は少なく、まとめるメーカーと、そこに協力する工場が何社もあって、やっと一つの商品が出来上がる。この業界に入って17年経つが、徐々に協力工場の後継者が減り、今まで生産できていた量が減ってきている」と技術の継承についてお話がありました。

また、堅田様から「今回、普段一緒に取り組むことのない、ライバルメーカー同士をくっつけて一つの製品作りに挑戦し、ある種のタブーともいえるが、どう思うか?」との問いかけがあり、丸山様から「複数の企業が一緒にものづくりをすることによって、それぞれ持っているノウハウを活かし総合的に技術力が向上して新しい物が生まれる実現性が高まると感じた」とコメント頂きました。

製品作りの苦労話では、丸山様より「今までは実現可能なものを作っていたが、今回依頼されたものは工場目線ではなく、本当にこういう物が欲しいという案を頂き、やったこともない加工だった。まさに今苦労しています!」と笑い交じりにお話しいただきました。

また、発表会冒頭に社長の林田が挨拶に立ち「めまぐるしい市場環境の変化の中、スマートフォン一つで完結する時代。流通小売業界は変革が遅れ、価格の左寄り、いわゆるデフレ傾向。ここからがenzoの出番で、各工場の様々な技術、生産者の想いをキッチンウェアに入魂し、お客様、生活者の皆様がご家庭でenzoを喜んで使っていただける価値あるブランドに育て上げたい」と述べました。

商品の販売は来年を予定しております。イベントの画像などご希望の場合は下記までご連絡ください。 次回は、和平フレイズ×ブランドディレクター堅田様との対談をお届けします!

当社本社の物流倉庫で展示を開催

当社本社の物流倉庫で
展示を開催

当社本社の物流倉庫で展示を開催

(左)トークセッションを実施
(右)VR映像を体感

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