焦げ・サビにくく!鉄スキレットのシーズニング(油ならし)方法解説

今回は鉄スキレットのシーズニング(油ならし)方法をご紹介します!
「スキレットを持っているけれど、シーズニング(油ならし)方法が合っているのか不安…」
そんな方へ向けて、今すぐ実践できる鉄スキレットのシーズニング方法を記事にしました。
- シーズニング(油ならし)方法が分からない、合っているのか不安
- なぜシーズニングが必要なの?しないとどうなるの?
- 油は何を使うといいの?
本記事で紹介するシーズニングを実践すれば、焦げ付きにくく使いやすい鉄スキレットに育てることができますよ!
鉄スキレットを買ったばかりの方や、既に持っている方、これから買おうかな?と検討中の方はぜひ読んでみてくださいね。
シーズニング(油ならし)とは
シーズニング(油ならし)とは、鉄製品に油をなじませ、表面に油膜をつくることです。
※「シーズニング」と「油ならし」に違いはなく、同じ意味になります。
この油膜が焦げ付きを防ぎ、鉄を錆びにくくさせます。
▼左がシーズニングしていないスキレット、右がシーズニングが済んだスキレット

鉄スキレットを初めてお使いになる際はシーズニングしましょう!
シーズニングを繰り返すことでスキレットに油がなじみ、焦げ付きにくくなっていきます。
油がなじんだスキレットは、油を引くだけで使用できるようになりますよ。
シーズニング(油ならし)はなぜ必要?
シーズニングが必要な理由は、スキレットを焦げ付きにくく・サビにくくするためです。
スキレット本体に使用されている鉄は、サビやすい素材です。
またふっ素樹脂加工のようなコーティングが無く、とても焦げ付きやすいです。
シーズニングは鉄製品に油を入れて加熱します。これによって油の性質が変化し、鉄の表面に油が定着します。
焦げ付きやすい・サビやすいと言われる鉄製品ですが、表面に油がなじむことで焦げ付きにくく、サビにくくなります。
当社では取り扱っていませんが、シーズニング不要(シーズニング済み状態)で販売されている製品もあります。製品に付属している取扱い説明書をよくご確認いただき、ご使用ください。
シーズニング(油ならし)の方法
今回は和平フレイズのヘビーズ 鉄スキレット18cmを使ってシーズニングの手順をご紹介します!

①鉄スキレットを煙が出るまで空炊きします。
※数分間加熱しても煙が出たか分からない場合
内面が白っぽくなり、手をかざし熱気を感じるようであれば次の工程に進みましょう
内面が白っぽく変化
手をかざし熱気を感じる
②煙が出始めたら多めの油をまわし入れ、さらに熱します。
③表面全体にまんべんなく油をなじませます。
※ハンドルも熱くなっています。持ち上げる時はミトンなどを使用してヤケドに注意してください。
余分な油をオイルポット等に戻します。
④再度油を入れ、加熱します。
油が熱くなってから、野菜の皮などの野菜クズを炒め、油を十分になじませます。
※調理材料が冷たいと焦げ付きやすくなりますので注意してください。
シーズニング完了です!
油がなじむまで何度かシーズニングしましょう!
シーズニングは油がなじみがよくなるまで行いましょう。
鉄スキレットの表面はザラッとした表面で、細かな凹凸があるため油がなじみやすいです。
油なじみが良くなりさえすれば、あとは油を引くだけで調理可能になります。
使い始めから数回のシーズニングは面倒かもしれませんが、そのあとはラクになりますよ。
スキレットの油なじみがよくなった状態とは?
スキレットの「油なじみがよくなった状態」は、表面が黒っぽく見えるのが特徴です。
油を引いただけで焦げ付きにくく焼けるようになっています。
新品とシーズニングを繰り返してから使い込んだものを比較してみましょう。
左:シーズニング前の新品
右:シーズニングを繰り返してから使い込んだもの

右のシーズニングを繰り返し、使い込んだ鉄スキレットは全体に黒っぽく見えます。
油を引いただけで、焦げ付きにくく焼くことができます。
また、表面に「酸化皮膜」が作られており、サビることもありません。
まとめると「見た目が黒っぽくなる」、「焦げ付きにくく調理できる」状態を「油がなじんだ」という風に捉えていただければ良いかと思います。
シーズニングにくず野菜を使う理由とは?
シーズニングにくず野菜を使う理由は、くず野菜に適度な水分が含まれるからです。

水分には油の性質を変える効果があります。この効果が、シーズニングで油を定着させる際に役立ちます。
また、すぐに焦げたりせず、スキレット表面にまんべんなく油をなじませることができます。
つまり、くず野菜はシーズニングにぴったりの材料なのです!
シーズニングにおすすめの油は?
シーズニングに使う油は、お好みの食用油でOKです。
乾性油・不乾性油によって向き不向きがあると言われることもありますが、食用油を使って正しくシーズニングをすれば油がなじみます。

ただし、ごま油のような香りが強い油は料理ににおいが移ってしまう可能性があるため気をつけましょう。
また、塩分を含むバターなどでシーズニングすると錆びる可能性がありますので避けましょう。
シーズニングしないとどうなるの?
シーズニングをしないと、スキレットが非常にサビやすく、焦げ付きやすくなります。
スキレットをはじめとする鉄製の鍋類は、非常にサビやすい商品です。
使用・未使用に関わらず、少しでも水分が付着していると1日もたたずにサビる場合もあります。
※サビてしまっても異常ではなく、サビを落としてまた使うことが可能です。
快適に長く使うためにも、スキレットにシーズニングをしましょう!
スキレットの普段のお手入れ方法
スキレットで料理をした後は、以下のようにお手入れしてください。
- スキレットが温かいうちに、お湯でたわしやササラ等で食器用洗剤を使わずに洗う。
- 洗浄後は火にかけて水分を飛ばす。
- 時々薄く油を塗る。※長期間使用しないときは必ず油を塗っておきましょう。
外面については内面を洗ったたわしで洗っていただければ、薄く油がつきますので十分です。

まとめ
鉄スキレットのシーズニング(油ならし)についてご紹介しました!
シーズニングをすることでスキレットは焦げ付きにくく、サビにくく育っていきます。
シーズニング(油ならし)の手順
- 煙が出るまでスキレットを空炊きする。
- 煙が出始めたら多めの油をまわし入れ、さらに熱する。
- 表面全体にまんべんなく油をなじませ、余分な油をオイルポット等に戻す。
- 再度油を入れ、加熱する。
- 油が熱くなってから野菜クズ等を炒め、油を十分になじませる。
はじめに何度かシーズニングを行えば、あとはシーズニング不要ですぐに料理に取りかかれるようになります。
スキレットをお持ちの方はぜひ実践してみてくださいね。
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